2021年2月12日金曜日

「カキの昆布バター蒸し」を作ってみました。

 NHKラジオの「ラジオ深夜便」で1月31日の23時台に「〔ないとガイド〕旬の食材・旬の味、料理研究家 土井善晴」 と題して放送がありました。その中で題記の料理の作り方が紹介されていて、作ってみたくなりました。それで、翌日に早速試作してみました。

出来上がり。山ヤなので(?)フライパンのまま戴きました。

 ソースの煮詰め加減によりますが、焦がしバターをカキにからめておいしく戴けました。昆布もちょっと固かったですが、全部食べきれました。バター20gは入れすぎで、ちょっと塩っけが強かったです(反省)。

<作った手順>


1. 昆布を敷く

 放送では、はがき大の昆布(日高昆布を使いました)を敷くようにとのことでしたが、食べ終わった後の昆布をどうするのかと〜っても気になり、それを考慮して(関西で言うところの「始末」)昆布を小さめにカットして敷きました。

昆布を敷いたところ、長さはこの半分でもよかった。

 この昆布は時間がたつと柔らかくなり、食べやすくなりました(3回(3日連続)作った段階で気がついた)。それと、一口で食べられるよう、1cm長さ位にカットした方がいいです。

2. 酒を振り入れて、カキを載せる

 酒(日本酒)を昆布が湿る程度に入れます。そしてカキを昆布の上に載せます。放送でも言っていましたが、カキが昆布からはみ出しても、蒸らすので大丈夫です。

本当は、心配だったのでもっとダバダバに酒を入れた

 加熱するとカキから水分が出るので、酒は控えめがいいです。ダバダバにしたので煮詰めてソースにするのに、蓋を開けて水分を飛ばすハメになりました。加熱用のカキ(無水カキ)はあまり縮むことが無く、たまたま偶然でしたが、よかったです。

3. バターを載せて、蓋をして、加熱開始!

 放送ではバター20gと言っていましたが、写真の量(18cmフライパン)では10gでよかったでした。ちょっと塩っ辛かったです。

この後に蓋をして中火で加熱

 
 隙間から蒸気が出てきたら、昆布を少し焦がすつもりで加熱します。焦げてくるのは、ニオイで分かります。先にも反省として書きましたが、最後は蓋をとって好みの加減に水分をとばしソースとしました。

 連続2日間、昼食で作りました。この時期のカキは実がふっくらとしていて本当においしいです。翌日には3回目として両親の夕食として作ってあげました。母親はおいしいと言ってパクついて、あっという間に食べてしまいました。

 興味を持たれましたら、簡単ですのでぜひ作ってみてください!






2020年5月24日日曜日

「玄米御飯のビックリ炊き」を試してみました。

 最近、スーパでパック入りの玄米御飯を見つけたので、試しに買ってみました。さすがにおいしかったです。以前自分が炊いた時はうまく炊けず、モサモサでマズくて玄米を敬遠していました(そのため代わりに押し麦を混ぜたいわゆる「ムショ飯」にしていた)。

 パック御飯で玄米御飯への認識を改めました。そうすると次の段階として、同じようにおいしく玄米御飯を炊けないものかと考えます。

 それでググっていたら、表題のビックリ炊きなるものを見つけました(HPはこちら)。
これは試してみんとイカンと思い、そそくさとスーパに玄米を買いに行き、炊いてみました。

 ザックリ言うと、差し水をして2度炊きするという内容です。

 そしてなんといっても、

これはオイシイ!


 と感じました ^_^V

炊きあがった御飯

 この炊飯方法の利点は、
  • 米の浸漬を行わないで済む。
  • 炊飯ののべ時間が1時間ほどと白米の手間(約2時間)よりも早い。
  • 御飯のかさが増える(1合たいても白米の1.5合くらいになる)。
といったところです。

参考にしたHPにおいてあいまいだと思ったところを中心に紹介します。

1回目の炊飯が終わったところ
 使った鍋は内径18cmのいわゆる6号土鍋です。試しに炊いてみるためと水の分量を自分なりに把握するために玄米1合を炊いてみました。

 1回目の炊飯要領は次のとおり、
  • 米は洗米しない(きょうびのスーパの米はほとんど洗米不要)
  • 水は米の1.5倍入れる。
  • 鍋での炊飯の要領(初めチョロチョロ、なかパッパ)で炊く(パチパチ音がするまで約25分)
以上を行った後いったん火を止めて、差し水をします。水の量は、固い炊き上がりが不安で、米の1.2倍ほどにしました。差し水をして、ざっくりとかき混ぜます。

差し水をしたところ

 再び火を強めて、2回目の炊飯を行います。炊飯の要領はほぼ1回目と同じで、


  • 1回目と同様に、初めチョロチョロ、なかパッパで炊く(パチパチ音がするまで約20分〜25分。コンロの火力による)。
  • パチパチ音がしてきたら匂いにも注意。こげた匂いがしたら、すぐに火を止める。
  • 匂いが分からないこともあるので、時間を切って火を止める(この場合は、火を止める前に、念のため5秒ほど強火にするとよい)。
  • 10分ほど蒸らして出来上がり。
  •  炊き込み御飯にする場合は、2回目の炊飯で合わせ地(味付けの汁)を入れます。

     米を洗わなくて済むし、白米と比べて短時間で炊けるので、山での炊飯に重宝すると思います。コッフェルで炊く場合は蓋に少し重しをのせるといいです。

    土鍋を持っておられましたら、ぜひ試してみてください!

    2020年4月18日土曜日

    「あさり御飯」を作ってみました。

     春の献立として「アサリ御飯」が食べたくなり、早速アサリを買ってきて、昼間に炊きました。

    炊きあがったところ(6号土鍋)
    3食分として、1食でアサリ5つぶ

     ただ、ちょっとアサリが少ないな〜というのが炊きあがって蓋を開けたときの第一印象。レシピではアサリ200gとなっており、今回作った分量としてはレシピよりも多かったのに(米1.5合にアサリ250g)。ちょっとガッカリ。

     さらに、アサリが縮んでしまい、寂しい限りでした。アサリの身は炊きあがった後に混ぜた方がよかったです。そうすれば、もう少し見栄えがしたでしょう。

     というわけで、課題を残し次回に続く。
    • アサリの量を多くするか(倍量)
    • アサリは御飯を炊いた後に入れるか(なんとか見栄えをよくするため)
    • 缶詰のアサリを使うか(値段と分量で考えればこちらの方がお得)
    などです。

    2020年4月11日土曜日

    「ホタルイカの炊き込み御飯」を作りました。

     NHKラジオ第1の夕方5時からの1時間は各地のローカル局の番組を放送しています。名古屋地方では「夕刊ゴジらじ」という番組です。その番組の4/8の放送で表題の料理の紹介をしていました。

     放送を聞いていて、食べてみたくなりました。それで聞き逃しサービスを利用して、材料の分量を聞き取りメモ(何のことはない、番組のブログ記事(4/9付け)に作り方が掲載されていました)。

     そして昨日10日に早速ホタルイカを買ってきて作ってみました。スーパーで売っているのは、イッソウに100gほど(400円なり)。なのでレシピの半分の量でつくりました(番組レシピは4人分として 200〜250g!)。

    6号土鍋で1合炊きました。

     番組の中で旨さを絶賛していましたが、そのとおりとてもおいしいです!!それで、作り方を他の方にもお伝えして、ぜひ食べてみていただきたいと思い、ブログの記事にしました。


     番組ブログに掲載レシピの分量は4人分(米2合)です。著作権があるので分量の詳細は述べることはできません。ただ、最初はダシの分量が多いんとちゃうかと思いましたが、「鍋で炊いた限り」ではちょうどよかったです。

     他に、イカを炊く前につける合わせ地ですが、

    • 酒は入れずにミリン(本物のミリン)だけ大さじ1
    • 淡口ショウユ大さじ1とちょっとにして、塩は省いた

     イカを買ってきたままそのまま炊いたため、イカの目玉等がコリコリちょっと気になりました。下ごしらえに目玉、クチバシそれと軟骨を取り除けばよかったと思いました(番組のレシピには取り除くよう指示がある)。

     目玉、クチバシそれと軟骨は、まあ1人でいただく分には関係ありませんが、料理を知らない食べるだけのバカオヤジ(自分か)から文句が出るかもしれませんので、誰かに食べさせる場合は取った方がいいと思います(総入れ歯の人にも取った方がよい)。

    炊き込み御飯定食

     湯がいたフキを小口切りにして散らすのもいいとのことなので、今度作る時はフキも入れてみようと思います。

    2019年12月12日木曜日

    「イタリア風サラダそうめん」を作りました。

     余っていたそうめん(水でほぐすだけのもの)が1食分残っていたので、どうしようかと考えながら、いつもお世話になっているNHKのHP「みんなのきょうの料理」を検索。そして、出てきた「トマトの中国風サラダそうめん」を作りました。

     出来上がったものをいただきながら、ベランダで育てているバジルが育ってきたので、使いたいな〜と思いました。その後、いろいろと考えながらレシピを参考に、今度は「イタリア風そうめん」を作ってみました。

    イタリア風そうめんの出来上がり

     いただいたら、思っていた以上においしいこと!それとそうめんがカッペリーニの代わりに使えると感激!

     そんなわけで、このブログをご覧になった方の参考に、作り方(レシピ)を紹介したいと思いました。以下、作り方になります。丁寧に説明しましたので、手順が多くなります。


    「イタリア風そうめん」の作り方(1人分)


    1. ニンニク1かけを縦半分に切り、包丁の腹でつぶして横に細かく切ります。

    2. 水溶きカタクリ粉(カタクリ粉小さじ1/2に同量の水を加える)を用意しておきます。

     カタクリ粉に水を含ませるために最初に用意しておきます。

    3. きのこ(今回はシメジ茸1/2パック使用)を食べやすいように横に切ります。根元付近は大まかに裂きます。

    4. フライパンに1を入れ、オリーブオイルを大さじ2くらい入れて火にかけます。とろ火でニンニクの香りがたつまで加熱します。

    5. 3のキノコを入れ、けってやります。しんなりしてきたら鷹の爪を細かくちぎって投入し、しばらく加熱。

     辛いのが苦手な方は鷹の爪は種を取って丸ごと入れるといいと思います。自分は辛いのが好みなので、種ごと細かくちぎって入れました。

    6. 4のフライパンに水を1/4カップほど入れ、コンソメの素を小さじ1くらい、ショウユ(淡口がいい)を小さじ1/2くらい入れます。ひと煮立ちしたら味見して、ショウユで調整(麺の水分で薄まるので、ちょっと濃いくらいがいいと思います)。

    7. 火を弱めて2の水溶きカタクリ粉を投入。さじなどでかき混ぜながらカタクリ粉とソースを一体化させます。

    8. その後に火を強めて煮立たせます。その間もひたすら、ゆっくりとかき混ぜます。目安はかき混ぜるさじにトロミの抵抗感がなくなるまで。おおよそ1分くらい。これで冷めてもトロミが保たれます(NHKの「ためしてガッテン」より)。以上できのこソースのできあ

    9. そうめん1ワを茹でてから締め、しっかり水気を絞って皿に盛りつけます。

    10. プチトマト7〜8個を横半分に切り、さらに縦に4つに切ります。これを9のそうめんのうえに「キレイに」散らします(切り方はお好みで)。

    11. 8のきのこソースを10のうえにかけます。そして、生のバジル(お好みの量)を手でちぎって振りかけて完成!

    2019年6月8日土曜日

    「トマトの卵炒め」を作りました。

     パクチの入ったトマトたれを作ろうと考えていました。しかしパクチを売っているところがなく、トマトだけが残ってしまいました。

     それで代わりに、以前から気になっていたチャイナの家庭料理「トマトの卵炒め」を作りました。

     参考にしたのは図書館で以前に借りた「大好きな炒めもの、ウーウェン/高橋書店」です。本に載っているレシピは4人分だったので、1人分にして作りました。

     この著者のレシピのいいところは、調理法がシンプルであることと、チャイニーズ料理を家庭でおいしく作れるよう勘考している点です。

    卵炒めと自分で漬けたぬか漬け

    【1人分で実際に使った材料と下準備】


    • トマト1個(約100g)、縦にくし形に切り、さらに横に乱切り。
    • 卵2個、ボウルなどにときほぐす。
    • ニンニク1かけ、包丁の腹でつぶして、ざく切り。
    • 片栗粉大さじ1/2くらいを倍量の水で溶いておく(調理前に行い、水を吸わせる)
    • 塩、コショウなど


     作り方の詳細は上記の本を参照するか、NHKのHPを見てください(著作権がからむので、書けない)。

     ポイントは、食材を炒めたあとに調味料を入れて、片栗粉のトロミで「味をまとわせる」ところです。本では「コーチェン」として、その方法が紹介されています。

     普通だと卵に塩こしょうを入れて焼くところですが、この本のとおりにやってみたら、これがおいしいこと!やっぱり炒め物はチャイニーズに従うのが一番ですね。

     この「コーチェン」の手法は他の炒め物にも応用できそうです。もう一度本を読んでみて、他の料理も実践してみます(とりあえずは今回の料理をまた作ると思う)。

     できた料理は、お皿に盛りつけ、コリアンダ(パクチ)の粉(ハウス食品のGABANブランド)をどっさり振りかけていただきました。レシピには砂糖を入れるとありましたが、完熟トマトで十分甘みがあったため入れませんでした。

     御飯、白玉うどんやバゲットなどにかけてもいいなと思います(当日は食べ残しのパンがあったので、それに少し載せていただいた)。また、ハーブ(バジル、ミントやパクチ)があれば、それを天盛りにしてやるといいでしょう。

     というわけで、また1つ自分のレシピが増えました。

    2019年5月10日金曜日

    「メカブと新玉ネギのマリネ」を作りました。

    NHKのホームページより

     昨日作った「新玉ネギの炊いたん」の参考にした、毎度お世話になっているNHKホームページ「みんなのきょうの料理」。そのページにおすすめとしてリンクが貼ってあったものです。

     新玉ネギが1個余っていたのと、スーパに生のメカブが売っていたので、チャチャっと昼食前に作りました。

    >メカブ(和布蕪)は、ワカメの付着器の上にある、葉状部の中で厚く折り重なってひだ状になった部分である。生殖細胞が集まった部位で、成実葉や胞子葉に相当する。ワカメは海藻なので根はないが、通俗的には「ワカメの根元部分」とも表現される。(Wikipediaより)


    作りました!


     作り方は簡単。新玉ネギ1個を縦割りして、繊維に沿って薄くスライス(根元は切り離さない方が、中心部分までうまいこと薄切りできます)。これをボウルなどに入れます。

     今回使ったメカブは3パック/1包でした。このうちの2パックを投入。ザックリと混ぜ合わせます。

     酢(米酢を使いました。お好みのものでどうぞ)と淡口しょうゆを1:1くらいを目安に大さじで加えます。そして混ぜ混ぜしていると全体がねっとりと一体化します。

     味見をして、酢としょうゆで調整します。ポイントといえば、ここが核心ですね。すっぱめがよければ酢を増やし、味が薄ければしょうゆを足す。「塩梅よく」できれば、料理の味付けはバッチリです!


    いただきました!


    冷や奴に載せたところ(食べ始めて写真を撮っていないことに気づいた)

    そのままでも、口取りや前菜としていただけます。当日は昼食として冷や奴に載せていただきました。ネバネバがとってもいいです。中年過ぎたオジサンにはたまりませんね!


     他に、薄くそいだ白身魚(カルパッチョ風)と一緒にいただくのも、いいかなと思いました。

     残りはタッパー容器に詰めて、冷蔵庫で保存(室温10℃以上なので)。常備菜の出来上がりです。