2020年5月24日日曜日

「玄米御飯のビックリ炊き」を試してみました。

 最近、スーパでパック入りの玄米御飯を見つけたので、試しに買ってみました。さすがにおいしかったです。以前自分が炊いた時はうまく炊けず、モサモサでマズくて玄米を敬遠していました(そのため代わりに押し麦を混ぜたいわゆる「ムショ飯」にしていた)。

 パック御飯で玄米御飯への認識を改めました。そうすると次の段階として、同じようにおいしく玄米御飯を炊けないものかと考えます。

 それでググっていたら、表題のビックリ炊きなるものを見つけました(HPはこちら)。
これは試してみんとイカンと思い、そそくさとスーパに玄米を買いに行き、炊いてみました。

 ザックリ言うと、差し水をして2度炊きするという内容です。

 そしてなんといっても、

これはオイシイ!


 と感じました ^_^V

炊きあがった御飯

 この炊飯方法の利点は、
  • 米の浸漬を行わないで済む。
  • 炊飯ののべ時間が1時間ほどと白米の手間(約2時間)よりも早い。
  • 御飯のかさが増える(1合たいても白米の1.5合くらいになる)。
といったところです。

参考にしたHPにおいてあいまいだと思ったところを中心に紹介します。

1回目の炊飯が終わったところ
 使った鍋は内径18cmのいわゆる6号土鍋です。試しに炊いてみるためと水の分量を自分なりに把握するために玄米1合を炊いてみました。

 1回目の炊飯要領は次のとおり、
  • 米は洗米しない(きょうびのスーパの米はほとんど洗米不要)
  • 水は米の1.5倍入れる。
  • 鍋での炊飯の要領(初めチョロチョロ、なかパッパ)で炊く(パチパチ音がするまで約25分)
以上を行った後いったん火を止めて、差し水をします。水の量は、固い炊き上がりが不安で、米の1.2倍ほどにしました。差し水をして、ざっくりとかき混ぜます。

差し水をしたところ

 再び火を強めて、2回目の炊飯を行います。炊飯の要領はほぼ1回目と同じで、


  • 1回目と同様に、初めチョロチョロ、なかパッパで炊く(パチパチ音がするまで約20分〜25分。コンロの火力による)。
  • パチパチ音がしてきたら匂いにも注意。こげた匂いがしたら、すぐに火を止める。
  • 匂いが分からないこともあるので、時間を切って火を止める(この場合は、火を止める前に、念のため5秒ほど強火にするとよい)。
  • 10分ほど蒸らして出来上がり。
  •  炊き込み御飯にする場合は、2回目の炊飯で合わせ地(味付けの汁)を入れます。

     米を洗わなくて済むし、白米と比べて短時間で炊けるので、山での炊飯に重宝すると思います。コッフェルで炊く場合は蓋に少し重しをのせるといいです。

    土鍋を持っておられましたら、ぜひ試してみてください!