2019年3月8日金曜日

食材についての衝撃の事実!

 いつも行くスーパ(ショッピングモール、歩いていける)の帰り、本屋に寄って目についた本がありました。


「その調理、9割の栄養捨ててます! 、東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 (監修)/
 世界文化社 (2017/3/17) 」

 なんか表紙からして黄色くて目立つ本です。内容についてはAmazonから抜粋すると、
毎日、食事をしているつもりなのに、どうも最近、調子が出ない ――
それ、もしかしたら【栄養ロス調理】のせいかもしれません!
でも、体に届ける栄養素を増やすことができるコツがあるとしたら?
病院食レシピの先駆け・慈恵医大の監修のもと、最新のエビデンスに基づく、
目からウロコの「食べ方の新常識」が1冊に!
●納豆はアツアツご飯で食べると栄養価ほぼゼロ! ?
●しょうがは一度加熱すると効果30倍! ?
●ピーマンは切り方で栄養価が変わる! ?
●大玉、中玉、ミニ。いちばん栄養価が高いトマトは? 他
野菜、肉類、魚、果物・・・
あなたの食べ方の常識が大きく変わること請け合いです。
面倒くさいことは一切なし! 今すぐできる食べ方のコツをとことん伝授! !
読みやすく、見て楽しいオールカラー144ページ。
迷うことなくこの本を買ってしまいました。

 自宅でパラパラと斜め読み。最近の栄養学の結果に基づいて、生化学に出てくる用語をふんだんに使い、いろいろと書いてあります。

 野菜の下処理、切り方そして調理の仕方。

 でも、この本に書かれていることをすべて実践すると、和食料理を始めとして、すべての料理が成り立たなくなるなぁ、カスを喰って空腹を満たしているだけだな、と思いました。

 例えば、ふろふき大根。本文に従うと、皮を厚くむいて下ゆですると、せっかくの大根の栄養はスッカラカン。カスを食べているのと変わらない。という結論になります。

 本文の内容には、なるほどとうなずけるところもあり、調理に生かしていこうと思った項目もあります。同じく大根で言えば、皮をむかずに大根おろしで食べるのが栄養的には一番いいそうです。

 だからといって、何から何まで従っているとマクロなんとかや、ビーガンみたいに食事よりも教義が優先だ!となってしまうなと思いました。このことは要注意ですね。

 本の内容や、誰それの言ったことを盲信するのはよくないと思いました。ちょっと離れて客観的に、経験的に眺めることが大事ですね。そして肯定できる項目は取り入れていこうと思いました。