2019年12月12日木曜日

「イタリア風サラダそうめん」を作りました。

 余っていたそうめん(水でほぐすだけのもの)が1食分残っていたので、どうしようかと考えながら、いつもお世話になっているNHKのHP「みんなのきょうの料理」を検索。そして、出てきた「トマトの中国風サラダそうめん」を作りました。

 出来上がったものをいただきながら、ベランダで育てているバジルが育ってきたので、使いたいな〜と思いました。その後、いろいろと考えながらレシピを参考に、今度は「イタリア風そうめん」を作ってみました。

イタリア風そうめんの出来上がり

 いただいたら、思っていた以上においしいこと!それとそうめんがカッペリーニの代わりに使えると感激!

 そんなわけで、このブログをご覧になった方の参考に、作り方(レシピ)を紹介したいと思いました。以下、作り方になります。丁寧に説明しましたので、手順が多くなります。


「イタリア風そうめん」の作り方(1人分)


1. ニンニク1かけを縦半分に切り、包丁の腹でつぶして横に細かく切ります。

2. 水溶きカタクリ粉(カタクリ粉小さじ1/2に同量の水を加える)を用意しておきます。

 カタクリ粉に水を含ませるために最初に用意しておきます。

3. きのこ(今回はシメジ茸1/2パック使用)を食べやすいように横に切ります。根元付近は大まかに裂きます。

4. フライパンに1を入れ、オリーブオイルを大さじ2くらい入れて火にかけます。とろ火でニンニクの香りがたつまで加熱します。

5. 3のキノコを入れ、けってやります。しんなりしてきたら鷹の爪を細かくちぎって投入し、しばらく加熱。

 辛いのが苦手な方は鷹の爪は種を取って丸ごと入れるといいと思います。自分は辛いのが好みなので、種ごと細かくちぎって入れました。

6. 4のフライパンに水を1/4カップほど入れ、コンソメの素を小さじ1くらい、ショウユ(淡口がいい)を小さじ1/2くらい入れます。ひと煮立ちしたら味見して、ショウユで調整(麺の水分で薄まるので、ちょっと濃いくらいがいいと思います)。

7. 火を弱めて2の水溶きカタクリ粉を投入。さじなどでかき混ぜながらカタクリ粉とソースを一体化させます。

8. その後に火を強めて煮立たせます。その間もひたすら、ゆっくりとかき混ぜます。目安はかき混ぜるさじにトロミの抵抗感がなくなるまで。おおよそ1分くらい。これで冷めてもトロミが保たれます(NHKの「ためしてガッテン」より)。以上できのこソースのできあ

9. そうめん1ワを茹でてから締め、しっかり水気を絞って皿に盛りつけます。

10. プチトマト7〜8個を横半分に切り、さらに縦に4つに切ります。これを9のそうめんのうえに「キレイに」散らします(切り方はお好みで)。

11. 8のきのこソースを10のうえにかけます。そして、生のバジル(お好みの量)を手でちぎって振りかけて完成!

2019年6月8日土曜日

「トマトの卵炒め」を作りました。

 パクチの入ったトマトたれを作ろうと考えていました。しかしパクチを売っているところがなく、トマトだけが残ってしまいました。

 それで代わりに、以前から気になっていたチャイナの家庭料理「トマトの卵炒め」を作りました。

 参考にしたのは図書館で以前に借りた「大好きな炒めもの、ウーウェン/高橋書店」です。本に載っているレシピは4人分だったので、1人分にして作りました。

 この著者のレシピのいいところは、調理法がシンプルであることと、チャイニーズ料理を家庭でおいしく作れるよう勘考している点です。

卵炒めと自分で漬けたぬか漬け

【1人分で実際に使った材料と下準備】


  • トマト1個(約100g)、縦にくし形に切り、さらに横に乱切り。
  • 卵2個、ボウルなどにときほぐす。
  • ニンニク1かけ、包丁の腹でつぶして、ざく切り。
  • 片栗粉大さじ1/2くらいを倍量の水で溶いておく(調理前に行い、水を吸わせる)
  • 塩、コショウなど


 作り方の詳細は上記の本を参照するか、NHKのHPを見てください(著作権がからむので、書けない)。

 ポイントは、食材を炒めたあとに調味料を入れて、片栗粉のトロミで「味をまとわせる」ところです。本では「コーチェン」として、その方法が紹介されています。

 普通だと卵に塩こしょうを入れて焼くところですが、この本のとおりにやってみたら、これがおいしいこと!やっぱり炒め物はチャイニーズに従うのが一番ですね。

 この「コーチェン」の手法は他の炒め物にも応用できそうです。もう一度本を読んでみて、他の料理も実践してみます(とりあえずは今回の料理をまた作ると思う)。

 できた料理は、お皿に盛りつけ、コリアンダ(パクチ)の粉(ハウス食品のGABANブランド)をどっさり振りかけていただきました。レシピには砂糖を入れるとありましたが、完熟トマトで十分甘みがあったため入れませんでした。

 御飯、白玉うどんやバゲットなどにかけてもいいなと思います(当日は食べ残しのパンがあったので、それに少し載せていただいた)。また、ハーブ(バジル、ミントやパクチ)があれば、それを天盛りにしてやるといいでしょう。

 というわけで、また1つ自分のレシピが増えました。

2019年5月10日金曜日

「メカブと新玉ネギのマリネ」を作りました。

NHKのホームページより

 昨日作った「新玉ネギの炊いたん」の参考にした、毎度お世話になっているNHKホームページ「みんなのきょうの料理」。そのページにおすすめとしてリンクが貼ってあったものです。

 新玉ネギが1個余っていたのと、スーパに生のメカブが売っていたので、チャチャっと昼食前に作りました。

>メカブ(和布蕪)は、ワカメの付着器の上にある、葉状部の中で厚く折り重なってひだ状になった部分である。生殖細胞が集まった部位で、成実葉や胞子葉に相当する。ワカメは海藻なので根はないが、通俗的には「ワカメの根元部分」とも表現される。(Wikipediaより)


作りました!


 作り方は簡単。新玉ネギ1個を縦割りして、繊維に沿って薄くスライス(根元は切り離さない方が、中心部分までうまいこと薄切りできます)。これをボウルなどに入れます。

 今回使ったメカブは3パック/1包でした。このうちの2パックを投入。ザックリと混ぜ合わせます。

 酢(米酢を使いました。お好みのものでどうぞ)と淡口しょうゆを1:1くらいを目安に大さじで加えます。そして混ぜ混ぜしていると全体がねっとりと一体化します。

 味見をして、酢としょうゆで調整します。ポイントといえば、ここが核心ですね。すっぱめがよければ酢を増やし、味が薄ければしょうゆを足す。「塩梅よく」できれば、料理の味付けはバッチリです!


いただきました!


冷や奴に載せたところ(食べ始めて写真を撮っていないことに気づいた)

そのままでも、口取りや前菜としていただけます。当日は昼食として冷や奴に載せていただきました。ネバネバがとってもいいです。中年過ぎたオジサンにはたまりませんね!


 他に、薄くそいだ白身魚(カルパッチョ風)と一緒にいただくのも、いいかなと思いました。

 残りはタッパー容器に詰めて、冷蔵庫で保存(室温10℃以上なので)。常備菜の出来上がりです。

2019年5月9日木曜日

「新タマネギの炊いたん」を作りました。

NHKのホームページより
毎度お世話になっているNHKのホームページ「みんなのきょうの料理」。キャンペーンらしく特設ページが出ていました。そこで見つけたレシピです。作り方の詳細はレシピのページを参照ください。

 レシピのページには、いろいろと皆さんの作ったコメントが出ています。それらを読んでみて、ちょっとチャレンジしてみようと思いました。

 コメントで目にとまった点は、

  • ひき肉の量を増やしている(ボリュームアップですね)。
  • 味付けを濃いめにしている。しょうゆの量を増やすとか(肉ジャガと同じ感覚?)。
  • 玉ネギに隠し包丁を入れて炊いている(食べやすいように?)。
  • とろみをつけている(なかなかよさそう。名古屋にはあんかけパスタもあり)。
などです。


作りました!


炊けたところ(ちょっとセクスゥイ!)

 使った鍋は、いつもの6号土鍋。直径18cmです。ひき肉は150gパックしかなかったので、それを全部使いました。肉を炒めるところまではレシピどおり。いったん火を止め、玉ネギを2個入れました(鍋がちょうどいい大きさ)。

 その後は自分のオリジナル。昆布を細かくちぎって、酒(ワンカップ大関)をジャバジャバ注ぎます。そして玉ネギが半分つかる程度まで水を注いで火にかけます。

 昆布からのダシを出すために、中火くらいで加熱します。吹いてきたら火を弱め、淡口しょうゆを入れ、味の確認。薄いかなくらいでOK。淡口は塩気があるので少なめに。

 弱火のまま蓋を切って(ちょっと開けて)、15分くらい炊きました。玉ネギの芯まで火がとおればOKだと思います。


いただきました!


1食分(お椀に盛りました)
吸い口として、粉山椒を振りかけました(ちょっと肉のにおいが気になった事もある)。

 玉ネギのほんのりとした甘みとうまみがとてもおいしかったです。酒を多めに入れて炊いたのも正解でした。やさしい味でしみじみ〜。

 HPで濃いめの味付けにしているというコメントは、明らかに外食中毒ですね。一口めでしっかり味が利いていないと満足できない味覚麻痺(イカレた味覚)。

 わざわざダシをひいたり、ダシの素をつかわなくても、ひき肉と昆布でちょうど良く味がのることを再確認。しかし、ひき肉少なめならば、煮干しを指ですりつぶしたものを入れてもいいかもしれません。

 玉ネギは外側はめくりながらいただき、途中からはハシでカパッと分ける事ができます(ハシを1本づつ手にもって行うとやりやすい)。隠し包丁は不要。

 半分残ったものは晩飯に再び加熱していただきました。残ったつゆなどは雑炊にして始末!これもまたおいしくいただけました。


 自分は1人の自炊ですので、今回の分量で昼食と夕食になりました。とても経済的で満足。新タマネギが出ている間に、また作ってみようと思いました。

2019年4月24日水曜日

「砂肝とマッシュルームのアヒージョ」を作りました。

HPに掲載の見本写真です。

 アヒージョ第2弾!毎度お世話になっている、NHKのHP 「みんなのきょうの料理」に出ていたきじまりゅうたさんのレシピです。いつも行くスーパがチキン特売日だったので、砂肝(砂ズリ)を買ってきて作ってみました。

 ズリは6個/パックを全部使いました。半分に切って、さらにそれを半分にしました。レシピでは膜をはがすようにと指示がありますが、それらしき膜が無かったので、そのまま使用。それと塩、コショウはしませんでした。

 ジャガイモが入ります。これがなかなかいいと思いました。ちょうど買い置きしてあった新ジャガが1個残っており、食材を使い切れました。ジャガイモは一口で食べられる大きさに切ります。

 それとキノコ。レシピではマッシュルームとなっています。これも、きのう使ったキノコ(シメジ茸、舞茸、エリンギ)が残っていたので使いました。キノコの量は目分量です。大体みそ汁茶碗に山盛り1杯くらい。

 以上をフライパンに入れ、粗塩をちょっと多めに振りかけます。そして、スライスしたニンニクとちぎった鷹の爪を載せます。オリーブオイルを切らしていたので、代わりに太白ごま油(白ごま油)をドバドバ振りかけました。振りかける量も目分量ですね。

 そしてフライパンに蓋をして火にかけます。中火〜弱火で約10分。クツクツ音がする程度で加熱。ジャガイモの炊け具合をみて火を止めます。

18cmのフライパンを使いました。

 仕上げに乾燥パセリを振りかけて、出来上がり!白ワインと一緒にいただきました。

 ジャガイモと砂ズリで食べ応えがあります。それと油が入っているので満腹感が違いますね。これ一品で満足です。残った油(野菜などから出た水分が混じっている)は翌日の朝にトーストを浸していただき、始末しようと思います(おいしくいただきました)。


 きじまりゅうたさんのレシピはこれまでもいくつか参考にさせていただいています。シンプルで食べ応えがありますね。そして、1人分の自炊に適したものが多いと思います。

 上記のHPにコメントを残しました。興味ある方は同HPのマイレシピを見てみてください。

2019年4月23日火曜日

「きのこのアヒージョ風」を作ってみました。

様子をみてキノコは少なめにしました。

 NHKのテキスト、きょうの料理 2017/06号がらっきょう漬け、梅仕事の特集のようだったので、Amazonで古本を購入しました。1円でした。出てすぐの雑誌でも1年以上たてばタダ同然。送料の方が高いです(悪徳業者はこの送料で儲けている)。

 その本をパラパラと斜め読みしていて、 p.162に掲載されていた「高谷亜由のイラストごはん」が目につきました。料理というか酒のつまみ、居酒屋メニュ。おしゃれに言うとスペインのバルのメニュですかね。

 自宅にちょうど手頃な耐熱のお椀もあったので、作ってみようと思いました。

 キノコは、しめじ茸、舞茸とエリンギ。食べやすく裂くなり、切るなりして、お椀に入れます。そしてちぎった鷹の爪とニンニクスライスを載せます。荒塩を振り入れ、オリーブオイルをちょっと多いかなという程度(本文では大さじ3)に振りかけ、オーブントースタで10分。

 菌床栽培のキノコなので味、香りともイマイチ。しかし、それなりに白ワインと一緒においしくいただきました。残った油は、母親が作り置きしていたオニオントーストの残りをもらい始末。

 銀座ライオンなどで外食すると、1,200円くらいですかね。メニュにはないと思いますけれども、サイゼリアですと500円かな?自宅で作れば安上がり〜!

 しばらくアヒージョにハマりそうです。乞うご期待!?


応用

  •  キノコはなめこ茸以外ならばなんでもOKだと思います。安売りのしい茸(小さいから安売り)などが狙いめ。しい茸は菌床ものでもそこそこいけます。
  •  ジップロックに詰めて持っていけば山でもできそうですね。日持ちさせるには外に出すのがいいけれども、そうするとおさるさんなどに喰われてまう(喰われてしまう)でしょう。当日にいただいてしまうのが良さそうです。

反省点


  •  キノコは加熱されると縮むのでした!本文に書いてありましたが、ギュウギュウに詰めてもよかったなぁ。


注意点


  •  間違ってもサラダ油などの安い油は使わない方がいいです。ポテチと同じく油が加熱で有害物質に化学変化します。オリーブオイルがなければゴマ油で代用可。


 

2019年3月8日金曜日

食材についての衝撃の事実!

 いつも行くスーパ(ショッピングモール、歩いていける)の帰り、本屋に寄って目についた本がありました。


「その調理、9割の栄養捨ててます! 、東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 (監修)/
 世界文化社 (2017/3/17) 」

 なんか表紙からして黄色くて目立つ本です。内容についてはAmazonから抜粋すると、
毎日、食事をしているつもりなのに、どうも最近、調子が出ない ――
それ、もしかしたら【栄養ロス調理】のせいかもしれません!
でも、体に届ける栄養素を増やすことができるコツがあるとしたら?
病院食レシピの先駆け・慈恵医大の監修のもと、最新のエビデンスに基づく、
目からウロコの「食べ方の新常識」が1冊に!
●納豆はアツアツご飯で食べると栄養価ほぼゼロ! ?
●しょうがは一度加熱すると効果30倍! ?
●ピーマンは切り方で栄養価が変わる! ?
●大玉、中玉、ミニ。いちばん栄養価が高いトマトは? 他
野菜、肉類、魚、果物・・・
あなたの食べ方の常識が大きく変わること請け合いです。
面倒くさいことは一切なし! 今すぐできる食べ方のコツをとことん伝授! !
読みやすく、見て楽しいオールカラー144ページ。
迷うことなくこの本を買ってしまいました。

 自宅でパラパラと斜め読み。最近の栄養学の結果に基づいて、生化学に出てくる用語をふんだんに使い、いろいろと書いてあります。

 野菜の下処理、切り方そして調理の仕方。

 でも、この本に書かれていることをすべて実践すると、和食料理を始めとして、すべての料理が成り立たなくなるなぁ、カスを喰って空腹を満たしているだけだな、と思いました。

 例えば、ふろふき大根。本文に従うと、皮を厚くむいて下ゆですると、せっかくの大根の栄養はスッカラカン。カスを食べているのと変わらない。という結論になります。

 本文の内容には、なるほどとうなずけるところもあり、調理に生かしていこうと思った項目もあります。同じく大根で言えば、皮をむかずに大根おろしで食べるのが栄養的には一番いいそうです。

 だからといって、何から何まで従っているとマクロなんとかや、ビーガンみたいに食事よりも教義が優先だ!となってしまうなと思いました。このことは要注意ですね。

 本の内容や、誰それの言ったことを盲信するのはよくないと思いました。ちょっと離れて客観的に、経験的に眺めることが大事ですね。そして肯定できる項目は取り入れていこうと思いました。